脱毛前のシェービングについて

普段からカミソリでムダ毛を剃ることが多い方は、剃った後のケアはもちろん、カミソリ負けを防ぐ対策をすることも大切です。

カミソリ負けをしている肌に脱毛の光を当てると、痛みを感じやすくなり肌トラブルを悪化させてしまう場合があります。カミソリ負けで負担がかかっている場合は、2~3日空けての来店がおすすめです。少し伸びている毛は、電動シェーバーで肌負担を減らしたシェービングをしましょう。

ここからは、カミソリ負けを防ぐ方法についてご紹介します。

肌を清潔にして保湿する

カミソリ負けを防ぐためには、まず肌を清潔にして乾燥しないようにすることが大切です。肌が不衛生な状態だと、清潔な刃だとしても雑菌などによる影響を受けやすいです。また、肌だけでなくお手入れに使う刃も清潔にするようにしてください。

カミソリでムダ毛処理をする方は、普段から肌を十分に保湿する必要があります。肌がうるおっているとバリア機能が正常に働くため、カミソリによるダメージを受けにくくなります。

力を入れずに剃るようにする

カミソリ負けは、肌が大きな刺激を受けることで起こります。つまり、肌の状態が良く清潔な刃を使っている場合でも、力を入れ過ぎると肌が受けるダメージが大きくなるため肌トラブルが起きやすくなります。

そのため、カミソリを使ってムダ毛処理をするときは力を入れずに剃るようにしてください。ムダ毛が長いとカミソリの刃が引っかかってしまい、毛が引っ張られて刺激が大きくなるため、あらかじめハサミで毛を短くカットしてからカミソリを使うことをおすすめします。

正しい剃り方で剃る

カミソリ負けが起こりにくい剃り方をすることも大切です。はじめに毛が生えている向きを確認し、毛の流れに沿ってカミソリを動かす「順剃り」をします。

十分に剃れなかったときや剃り残しができてしまった場合は、毛の流れとは反対方向にカミソリをすべらせる「逆剃り」をしてもかまいません。

ただし、逆剃りは肌に負担がかかりやすいため、はじめから逆剃りするのは避け、やむを得ない場合も極力逆剃りの範囲を少なく抑えることが大事です。

逆剃りの前に、カミソリを動かす方向とは反対向きに皮膚を引っ張ったり、膝などは曲げずに伸ばしたりすることで、皮膚が伸び、毛が立って剃りやすくなるのでお試しください。

専用のシェービング剤を使う

ムダ毛を剃るときは、なるべく刃との摩擦を小さくする必要があります。石鹸などを使う方は多いですが、できるだけ専用のシェービング剤を使うのが好ましいです。

専用のシェービング剤であれば滑らかに剃れるようになるため、肌に与える刺激が少なくなります。また、専用のシェービング剤には保湿成分など肌を守る成分が含まれているので、カミソリ負けを防ぎやすくなります。

 

電動シェーバーを使う

カミソリは深剃りになりやすく肌負担が大きいので、カミソリよりも肌負担が少ない電動シェーバーがおすすめです。カミソリは錆びたりして刃が弱ってる場合があるので必ず注意が必要です。毛嚢炎などの肌トラブルはほとんどの場合自己処理が原因と言われています。綺麗な肌になる為には肌の負担を減らす自己処理を心掛けましょう。